- 主な想定対象
- 全てのサプライチェーン企業(最低限実装すべき水準として位置づけ)
- 評価方法
- 専門家確認付き自己評価(有効期間1年)
水準の考え方
制度構築方針では、★3 は「一般的なサイバー脅威に対処しうること」を水準として規定するとされています。
- 想定される脅威:広く認知された脆弱性等を悪用する一般的なサイバー攻撃
- 対策の基本的な考え方:全てのサプライチェーン企業が最低限実装すべきセキュリティ対策として、基礎的な組織的対策とシステム防御策を中心に実施
要求事項・評価基準
- 要求事項:26件(★3・★4 共通の一覧のうち、★3 に該当するもの)
- 取得には、★3 で定められたすべての要求事項・評価基準を満たす必要があります
要求事項・評価基準の一覧は IPA が Excel で公開しています(★3・★4 要求事項・評価基準)。実装例をまとめた解説書と取得ガイドは2026年10月頃の公表予定です。
評価の進め方
★3 は「専門家確認付き自己評価」です。取得希望組織が自ら行った評価を、セキュリティ専門家の確認・助言を経て確定させます。
- 取得希望組織が、★3 要求事項・評価基準に基づき自己評価を記入する(社内外のセキュリティ専門家の支援を得ることも可)
- セキュリティ専門家が内容を確認し、必要に応じて評価結果の修正を含む助言を行い、了承した場合に署名する
- 取得希望組織が、経営層による自己適合宣誓を含め、評価結果(専門家の署名を含む)を事務局に提出する
- 事務局が、申請内容に問題が認められない場合に台帳へ登録し、公開する
★3 では、セキュリティ専門家が取得希望組織の作成した書類の確認を行います(実地審査・技術検証は ★4 から)。
知っておくと効くこと
上位の段階は、それ以下の段階で求められる事項を包括します。そのため「★3 を先に取得しなければ ★4 を取得できない」という関係にはなりません。目標が ★4 なら、★3 を経由せず直接目指せます。
参考にされた既存の枠組み
- 自工会・部工会ガイド Lv1
- Cyber Essentials
中小企業向けの支援
★3・★4 の取得支援を目的として「サイバーセキュリティお助け隊サービス(新類型)」が検討されています。未達成の項目を、サービスの導入によって達成させる考え方です。
出典
経済産業省・内閣官房国家サイバー統括室「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度に関する制度構築方針」(2026年3月27日、PDF)
IPA「SCS評価制度の詳細情報」
IPA「要求事項・評価基準」
IPA「よくある質問」
本ページの解説文は、上記の一次情報をもとに当サイトが要約・再構成したものです。正確な表現は原典をご確認ください。
出典:経済産業省 / IPA最終確認: